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近年、地球科学の分野では、分析機器の高精度化および必要サンプルの微量化に伴って、研究対象となる化石や岩石試料の微小領域の分析(マイクロメートル単位)が必要不可欠となってきています。しかしながら、現状では、研究者が顕微鏡下で、手作業のサンプリングを行う場合がほとんどであり、高い熟練度を持ってしても、マイクロメートル単位の高精度なサンプリングは困難な状況でした。また、ミクロトームや旋盤を用いたマイクロサンプリング技術が用いられてきましたが、化石や岩石試料の不規則な形状を持つ特定部位をサンプリングすることはできませんでした。

 

海洋研究開発機構・島根大学・いずもWebは、このようなニーズに応えるため超高性能マイクロミル開発チーム「プロジェクトG」を結成。
CMOSカメラ、ステッピングモータ駆動式台座、マイクロドリルをコンピュータ制御することにより、表面研磨した化石や岩石試料の微小領域から、マイクロメートル単位で粉末状のサンプルを採取する装置「Geomill326」の開発に成功いたしました。

Geomill326は、表面研磨した化石や岩石試料から化学分析用(酸素・炭素同位体比、微量元素など)のサンプルをマイクロメートルスケールの微小領域から採取できるマイクロミリングシステムです。1000分の1ミリメートル単位での切削およびサンプリングが可能であるため地球科学分野をはじめ、微小領域をターゲットとした研究を行う生物・水産研究分野、環境コンサルタントなどにおいて、高精度かつ安定したマイクロサンプリング技術として、大きく貢献できることが期待されます。全国の大学、研究機関、環境コンサルタントを対象に2008年4月より販売を開始いたしました。

 




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