ジオミルでは見えない成長線や縞状組織の切削!
ジオミル326のデジタル映像では見えない成長線や縞状組織もジオミル326の機能を上手に使うことで切削することが可能
下の図はウナギ耳石の切片の例です。ステップ1の画像は実際にジオミル326で取得したものですが、成長線を観察することができません。しかし、ステップ2のように別の高輝度の生物顕微鏡などで観察すると、成長線をはっきりと観察できることがあります。
このような場合、ステップ3のように、生物顕微鏡で観察できる成長線をjpeg画像として取得して、そのjpeg画像をもとにジオミル326の機能を上手に使うことで切削することが可能です。
ジオミル326の正確な切削は、自動ステージ上の切削試料にマーキングした2点の座標(X1, Y1)および(X2, Y2)と、切削試料にマーキングした2点の画像上のピクセル座標(x1, y1)および(x2, y2)を対応させることで行います。これを上手に利用するわけです。
例えば、カソードルミネッセンス画像などを利用して累帯構造に沿った切削することも可能
このことは、目印となる2つの点を含んだ所望のjpeg画像を別途所得さえすれば、ジオミル326で見えなくても切削が可能なことを意味しています。